日々喜楽

姫・パパ・ママの3人が過ごす楽しい日々を書いていきたいな!

都落ち その1

都落ちの記事を2つ読んで、自分のことを思い出してみた。

 

現在関東の田舎に存在する私。

ここは都心まで普通列車で1時間という場所で

いわゆる『都心通勤圏内』とされるベッドタウン。

 

なんだ、東京に近いじゃん。と思われるかもしれないが

近いがゆえに地元には弊害があるのです。

 

仕事がない。みな東京へ通勤しているため地元には仕事ない。

東京の本店に近いため支店も来ない。

お店も普段東京にいる人が多いため進出してこない。

よって飲食店も販売店も『いい店』はやってこない。

東京は近いのでわざわざ行く気にもなれず、結局行けず。

 

そんな環境で学生時代を地元で過ごし

『就職したら絶対東京に行くんだ!』と思っていました。

 

そして就職。

ところが私の卒業する直前にバブルが崩壊したのです。

前の年までは壁いっぱいにあった求人が

いざ職探しを始めると卒業生の3割分しか求人がなかった。

どうにかこうにか就職活動をし、決まったのは卒業した4月の半ばでした。

 

就職先は新宿まで電車で20分という場所。

もちろん一人暮らし。

20歳の私にはまだ夜遊びという言葉が辞書になく

仕事もがつがつこなす、今では信じられない若者だったので

せっかく近かった新宿もよく知らないまま終わったのでした。

 

転職し一度は実家に帰ったものの、また上京。

次に住んだのは東京都も名ばかり、道路を渡ると埼玉県なところ。

それでも『東京都民』はやめられない。

貧乏生活と自転車を相棒に、一人暮らしを満喫。

全室合わせて女は私だけ。というボロアパートは

隣の人のいびきがうるさかったけど、時々猫が遊びに来てくれました。

 

そしてまた転職。そしてまた一度実家に帰ってら再度上京。

ここも埼玉県に近い(前回とは全く違う場所)東京都。

ここではマンションに住み、近所の美味しいお店を探したり

都会っ子もどきを楽しみました。

 

ここからちょっと流れが変わってきたんだなぁ。

 

長いので次へ続く